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日记🐮徒然ไดอารี่

Anti-Instagram

もはやInstagramを全面的に持て囃す文言を垂れ流すのは日本だったらくだらないバラエティ番組くらいではないかと思うくらい、このソーシャルネットワークサービスは現代の風刺の題材として使われることが多くあるため、今更反Instagramだなんて言ったところで『タバコは体に悪い』くらいのインパクトしかもたない。

現代を象徴するものの一つでありながら、もう既に語られるものは語り尽くされた浅はかな代物、何もわざわざこの場で人様の食い物にも、ポートレートの見地からはナンジャコリャながら自信満々な自撮りにも、見知らぬ誰かとの見せびらかしたい楽しい日常にも興味がない、なんてことを言ったところで、きっと誰も彼もが腹の底では同じことを思っているのである。

私は「フォトジェニック」という言葉が嫌いだが、それを百歩譲ったとしても「インスタ映え」「インスタ映えする場所」という言葉には虫唾が走り無性にハリセンか何かで手当たり次第に暴力を振りたくなる衝動に駆られる。

またガタガタと切れ味の悪い言葉をつらつら並べてしまったけれども、Instagramごときが語れるような物語なんて退屈そのもので興味がなくってよ、なんてちょちょいと澄まし顔で反抗できるキュートな不良の作法が思いつかなかったのです。

 

だけど退屈が必ずしも悪い訳ではない。

退屈だろうと、語り尽くされたことだろうと、もう誰かが踏み倒したライムだろうと、お前の声とリリックで聞かせてくれということが辞められなくて私はInstagramから去ることができない。

無職コピー

先日ひとり酒をしていたら無職のコピーを思い付いたので、メモ。

 

①ルミネ広告風

「無職は無色、私は何にも染まらない」

 

②英語CM風

「I usued to be proud of myself to be a part of the society. Now, I AM THE SOCIETY.」

(かつては社会の一員であることが誇りだった。しかし今や私が社会である。)