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日记🐮徒然ไดอารี่

写真

写真を趣味にして思ったこと:写真を撮ることの良いところは、出来るだけいい写真を撮ろうとする態度そのもので、視覚にあるものの中で一番気に入ったところを切り取ろうとしている時間は、目に見えるものへの感度を上げまくってどこからともなく湧いてきた対象への興味と共に全力で肯定している時間なんだと

夏なので転校します

♪君っと夏の終わり〜

 

「夏なのでケンガイに転校します」

「東京ですか」

「もう少し遠いです」

「沖縄ですか」

「ケンガイとは、もちろん県外なのですが、同時に通信圏外のことであり、ついでに大気圏外のことも指します」

「出発はいつですか」

「明日の始発のロケットです」

「着いたら手紙ください」

 

〜5万年後〜

『拝啓6年1組のみなさま お元気ですか………』

 

〜ポスト投函から5万年後〜

「‰⌘〆∞♭〓Å (あの野郎やっと手紙よこしやがったぜ)」

地獄の特色

極楽浄土の絵と地獄のそれでは大体において描画のディテールの細かさに違いがある。極楽浄土は何だかぼんやりとしているけど、地獄の絵はとにかく描写が細かい。これは単に地獄の方が描いてて楽しいからなんだろうとこれまたぼんやり解釈していたけど「地獄の特色は暗黒の中でも隅々まで明晰に見えること。」という三島小説の中の一文を見て、そうか、と思った。

 

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愛の見地とは

「『愛する者を殺す』というのが所有の原則ですから、それは所有の完成と同時に所有を失うことであり、持続する所有は愛の違反であり、従って私有財産制は愛の見地から否定されるのは当然ですね。」ー三島