2019-01-01から1年間の記事一覧
なにもかも捨てられたらいいのに
あれほど好きだった冬に、大人になってから夏を思い出しては羨ましがるようになった。 短調の曲のほうが圧倒的に好きだったのに、大人になってから長調の曲のほうが好きになった。 これは自分が明るい何かに属し始めたわけではなく、いよいよ冬や短調の曲が…
かつて私の孤独を救ったのは誰かの孤独でした。
画一的な価値観の世界ではブスはもれなく何度も地獄の業火に焼かれる。
隷属するなら美しくありたい
そこにあるんでしょう。あなたが生き埋めにした死体が。かわいそうに。名前くらい付けてあげれば良かったのに。人知れず埋めて殺すしかなかった名前をもったあなたはきっとかわいかったのでしょう。
息をするのも苦しい、奥歯を食いしばり、開放感とは無縁の日常が強固で屈強な作品を作ると、美しい石像を見てから思うようになった。表現に必要な苦悩や葛藤を蔑ろにしてはいけない。
夜は祈るようにして、葬ってきた誰かを追悼するために、女の子たちが集まって、それだけを女子会と呼ぶのです。
ピアノの本番の後、どんな事をしてることを想像する?そのあとのハッピーなことを想像すると良い結果が出ると、メンタルトレーニングでエビデンスも出てるのよ、と言われてハッとしたのだが、 私はピアノの本番の後、自分がこの世で生きている想像がいつもで…